- さてこのエリアの場合はノースインレットがキーとなります。結構な水量のある中規模河川が入り込んでいます。というか、それを堰き止めたものなので当然ですが。東のイーストインレット(と勝手に呼んでいる)はいわゆる沢と呼ぶレベルです。従って殆ど無視できます。
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- ノースのワンドを超えノースシャロウのくびれた辺りから水温はどんどん下がり始め、最終的には春先では6℃くらいの温度差になります。
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- 他の釣り人を観ているとこの辺を全く無視した釣り方をしている人もいますが、6℃の差は無視できません。ノースのワンドで仮に4月後半に16℃で爆釣しているときでも、インレットの北部では10℃くらいしかないことになります。10℃といえば、このダム湖の中央部の場合、3月初旬のまだ難しい時期に相当します。
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- しかしこれは適正温ならどこでもいいのか、ということではありません。後ほど触れますが、魚(だけではなく殆どの生物が)は反応が微分系であるということです。簡単に言えば変化により影響されるということです。
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- こうして解説を初めてみると、改めてバス釣りのおもしろさが実感できます。これほどデータ解析とテクニックが実績に表れる釣りはなかなかありません。例えば海釣りなどではあまりテクニックも関係なくただただそのときの運次第というようなもののありますが(全部ではありませんよ)、バス釣りは違います。
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- 全く初めての人を同船させて説明なしに釣りを始めると、大体の場合、私が10匹釣る間に釣れても1〜2匹がいいとこというほどの差が確実に出ます。それがバス釣りのおもしろさですね。
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